313系近郊型電車

since:2000/12/1
last update:2004/8/30
313系快速 中央西線古虎渓
最高速度 120km/h(130km/h準備)
台車 ボルスタレス台車 C−DT63A、C−TR251
主電動機 C−MT66A 185kW
制御方式 1C2M
ブレーキ方式 回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(3000番台は発電とのブレンディング)
従台車優先遅れ込め機能付き
室内構成 転換クロスシート:910mm
所属会社 JR東海
この車輌を使っている列車 東海道本線、中央西線、関西本線、御殿場線ほか
備考 編成の電動車比率を1:1に統一するため、3両編成の中間電動車は電動機2台搭載
211系、311系との併結運転可能(この場合低性能車の足にそろえられる)



私の独断と偏見で評価すると・・・
乗り心地 ★★★★★
シートの座り心地 ★★★★☆
前面展望 ★★★★★
車輌性能 ★★★★★
デザイン ★★★★★

★車両紹介★
老朽化した103系、113系、165系を置き換える目的で、1999年2月に登場。
高速走行を実現するためにVVVF制御を採用し、騒音低減のためにIGBT素子を使用している。 自由な編成が組めるように、2〜4両編成が用意されているが、電動車比率を1:1にそろえるため、3両編成は中間電動車のモーター数が2個になっている。

走行する路線に応じてオール転換クロス、車端部をロングとしたセミクロス、クロス部分が 向かい合わせのボックスと車内のシート配置が異なる。また、211系や311系との併結運転を 可能とし、運用の自由度を持たせた。


★管理人のコメント★
関西の近郊電車を利用する私からみるとあまり違和感なく乗れますね。
腰掛の座り心地は221系よりも足下のゆとりがあるように感じました。それにブラインドが 自由な位置で止められるフリーストップ式に改良されているなど、特に目立ったアラが 見当たらないですね。

ただひとつ不満があるとしたら、車端部以外の窓は開けられなくなったことですね。
夏の日の混雑時は窓を開けたら息抜きできるのですが、固定式が余計な振動を抑えるのも 事実なので、この辺は人によって意見が分かれるところでしょう。


ところで中央西線を使ったときに、オールロングの211系と混結する姿を頻繁に見かけました。 乗車率が高く、乗車時間の短い乗客の多い区間では転換クロスは不向きなのですが、211系と の混結によって双方の弱点を補えるようになった事は注目すべき点ですね。こういう編成なら 長距離利用者と近距離利用者の意見を十分反映させられますね。

ただ、これだと最高速度や加速性能が性能の低い211系にそろえられるわけですが、 211系の走行性能も気になるほど悪くないですから、120km/hでも出さない限り 特に問題ないでしょう。

あと気になることといえば、211系と313系の連結位置を統一してほしいくらいかな?



車両研究所へ戻る

ホームへ戻る