383系特急型電車

since:2000/8/15
last update:2004/8/30
383系しなの2号 古虎渓
最高速度 130km/h
台車 C−DT61、C−TR245
主電動機 C−MT65 155kW
制御方式 VVVFインバータ制御 GTOインバータ1C1M制御
ブレーキ方式 発電・回生混用電気指令式空気ブレーキ
室内構成 回転リクライニングシート
グリーン車:1200mm、普通車:1000mm
所属会社 JR東海
この車輌を使っている列車 しなの(大阪・名古屋〜松本・長野)、中央西線のホームライナー
備考 制御付き振子や自己操舵機能の台車を搭載し、曲線通過性能は
本則+35を誇る(R≧600の曲線)



私の独断と偏見で評価すると・・・
乗り心地 ★★★★★
シートの座り心地 ★★★★★
前面展望 ★★★★☆
車輌性能 ★★★★★
デザイン ★★★★★

★車両紹介★
しなので長年使われてきた381系の後継車輛として1994年に量産先行車、2年後には量産車が登場。あらゆる技術を取り入れて、自然振子の381系よりもさらに時間短縮を実現した。なお、先頭車は非貫通型貫通型の2タイプがある。

★管理人のコメント★
381系の後継車輛とあって性能や乗り心地も申し分ないです。
130km/h走行や勾配を感じさせないバワーなど、足回りはJR最強の電車といってもおかしくないくらいの性能ですね(^^;
乗り心地のほうですが、走行する路線が規格の高い東海道、中央西線だったためかほとんど揺れが気になりませんでした。130km/h走行でもひどい揺れがなかったのが強く印象に残っています。
シートの座り心地は普通車でも窮屈な感じがせず、ゆったりと座ることができました。さすがシートピッチ1000mmを誇るだけのことはあります。

ただ、がっかりした点がふたつ。グリーン車のシート背もたれが高すぎて、最前列でないとかぶりつけないってところがどうも気になりました。景色が見えないからシートの隙間から垣間見る状態で大阪から長野まで乗り通したんですよね(苦笑)
ワイドビューっていうくらいなら最前列だけじゃなく、せめて3列後くらいでも見通せるように して欲しかったですね。もっとも、かぶりつきを楽しむなら1号車1Dを指定すればいいことですが。
ちなみに、貫通型の普通車はある程度後でも前が見通せました。シートの高さは普通車くらいが最適だと思うのですがどうでしょう?

あともうひとつは、しなの15号(大阪〜長野)に乗ったときに車内販売が名古屋からっていうのが気になりました。大阪〜名古屋間は約2時間。この間の途中停車駅は1分以内です。降りてなんか買うなんて不可能なので、せめて始発から車内販売を営業するということはできないでしょうか?

初めて乗った感じで不満があるというのはこのくらいで、他は特にいうことないですね。
また機会があれば乗ってみたいって思わせる電車でした(^^)


ところで・・・383系がNゲージ化されるなんて予定はあるんでしょうか?
私としては基本+4両付属の10連で出て欲しいなと思っているのですが・・・(^^;;



車両研究所へ戻る

ホームへ戻る