最高速度 | 130km/h |
台車 | S−DT60、S−TR60 |
主電動機 | S−MT60 200kW |
制御方式 | VVVFインバータ制御 GTOインバータ |
ブレーキ方式 | 発電、回生併用電気指令式空気ブレーキ |
室内構成 |
回転リクライニングシート グリーン車:1170mm、普通車:980mm |
所属会社 | JR四国 |
この車輌を使っている列車 | しおかぜ(岡山〜松山)、いしづち(高松〜松山) |
備考 | 先行車は電動機出力や減速比などに若干違いがある。 上記スペックは量産車のもの。 |
乗り心地 | ★★★★☆ |
シートの座り心地 | ★★★★☆ |
前面展望 | ★★★☆☆ |
車輌性能 | ★★★★★ |
デザイン | ★★★★☆ |
★車両紹介★ |
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“瀬戸内海の疾風”という愛称を持つ四国唯一の特急型電車。 1992年8月に先行試作車を登場させ、試験走行で160km/h運転を達成した。 しかし営業最高速度160km/h運転はブレーキ距離の問題などで実現せず、1993年3月18日 改正の営業運転では130km/h運転にとどまった。 とはいえ、車体を傾斜する制御付振子装置は2000系から引き継ぎ、曲線通過速度は2000系と 同等の性能を誇り、加速力もキハ181系などと比べても飛躍的に向上したので、従来よりも20分 近くの所要時間短縮を実現した。 |
★管理人のコメント★ |
四国の看板特急であるしおかぜ、いしづち専用車両です。 8000系は私鉄でも特急車を名乗る場合が多いですが、四国も例外ではありません。 実は朝の5時から深夜の1時まで動いている働き者だったりします。 四国に住んでいながら、実は利用頻度がものすごく低い特急電車でして、高松や岡山では よく見かけるんですけど、乗車となると・・・まだ4回しか乗ってないや(^^; なので、車両研究もなかなか進まなかったわけですが(苦笑) 車内のレイアウトはシートの色は違えど2000系と似たような感じです。 座席そのものは2000系から飛躍的によくなったとは言い難いですが、それほど癖のない シートで掛け心地はなかなかいいです。欲を言えばもっと2000系と違った雰囲気を 出してもよかったかなと思います。 グリーン車に関しては、座席、シートピッチに関しては申し分ないのですが、もうちょっと高級感が 欲しかったかなとは思います。普通車の客室とそれほど見た目にも違いが見当たらないので、床を 絨毯敷きにしたり、照明を電球色にして雰囲気を変えてみるなりするだけでも高級感が出てよく なりそうです。 揺れに関しては、明らかに2000系よりもよくなっています。 エンジンの振動がないぶん余計な揺れがなくなったことやエンジンによる騒音もないことから 2000系以上の性能でずいぶん静かになったものです。 それでも立って車内を移動するときは覚悟して歩かないと振り飛ばされるので、通路を通る時は よろけて怪我しないように気をつけましょう。特に車端部の洗面所に行くときはね・・・(^^; ほかにも多少細かいアラはあるものの素直に快適な電車です。 非電化沿線住民の私にはこれを通勤通学で使う予讃線沿線がうらやましいです。 さて、この8000系も登場して今年で11年目ですが、今年度中に2編成をリニューアル するそうです。公式サイトでもイメージイラストが公開されていますが、木目調のデザインと 聞いて885系のような感じかと思いましたが、どうやら思っていたものとは違うようです。 デザインの流れがなんとなくJR東日本の特急車みたいな感じかなという印象はありますが イラストを見る限り派手すぎず落ち着いた感じがしてなかなかよさそうです。 出入り口洗面所周りの藍染めカーテンは四国らしくていい感じですね。藍染めは徳島の名産品 だけにN2000系にもつけて欲しいくらいですが(^^;; |